『異人』である。異なる人々が集まっている。人と異なっている物ももしかしたら集っているのかもしれない。が、そんなものはオソルルに足り無い。獲り食われる前に獲り食ってしまえば良い。食い散らかしたものだけが生き残る。そうそこはハードボイルドな人外魔境…『異人』とは生き残るための場所である。
 さて建前はここまでにして、では『異人』が何をやっているのか?という問題に移ろう。『異人』とは移動演説台と呼べるかもしれない。マイクは持参してもらって演題も己次第。やりようによっては演歌だって歌えちゃうし、かつての吉川幸司(で、いいのかな?)みたいにマイクパフォーマンスだってできちゃう。しかもしかもよ、その舞台は常に移動し続ける。『激突!』(監督:スティーブン・スピルバーグ)みたいな暴走トラックに乗り合わせてしまったらご用心。只、乗合なので、お隣さんとの間には楽しい会話も生まれてみたり。さてもさても限りある大学生という時間の中で、居心地の良い家から抜け出せず学校に来るのは暇な時ばかりっていうんじゃ目の前の景色はハリボテだ。色をつけて塗ったくってやろうぜ皆さん!ささ諸共に。

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